動画(映像)翻訳/制作

近年、動画が高い注目を集めています。5Gで通信環境が整い、どこでも動画が見られるようになり、生活様式の変容などの理由から、動画は人々の生活の一部になり、欠かせないものとなりました。動画マーケティングを取り入れている企業は、もはや珍しくはありません。また、ビジネスのグローバル化と共に、動画翻訳の必要性が高まっています。グローバルビジネスにおいても、動画コンテンツは、今やらなくてはならない課題の一つです。

企業がマーケティングを成功させるには、動画広告や動画コンテンツは有効なツールとなります。グローバルビジネスの様々な場面で動画を使う機会が増えている今、高品質な動画翻訳と動画コンテンツの作成は、ビジネスの成功へのカギとなっています。

■動画を使うメリット

昨今人気の動画ですが、主に次の5つのメリットが挙げられます

1. 伝達できる情報量が多い
動画コンテンツは「音声」「映像」「テロップ・字幕」など複数の情報が含まれています。愛知大学の伊藤博文氏は、動画は静止画の30倍、文字の100万倍の情報量を持つとしています*。このように、複数の情報が含まれている動画は、他のコンテンツと比べて圧倒的に情報量が多いのが特徴です。
*参照:伊藤 博文 (Hirofumi Ito) – 文字から画像,そして動画へ – 論文 – researchmap

2. 情報が正確に伝わりやすい
動画コンテンツの強みは、複数の情報が同時に含まれていて情報が正確に伝わりやすいことです。リアルタイムでの映像に近く、実際の動きや時系列での説明により、視聴者の理解を高めるのに役立ちます。
また、言葉で表現しにくい説明を映像で、映像のみでは理解しにくい場合はテロップや字幕でなど、それぞれの情報が足りない部分を補い合う形で理解を深められるのも、動画のメリットです。

3. 印象的で記憶に残りやすい
複数の情報が同時に提供される動画では、コンテンツの内容が視覚や聴覚から異なる複数の刺激として同時に飛び込んできます。 北海道大学の仲真紀子氏は、感情が揺り動かされる記憶は記憶に残りやすく、他の情報と様々な形で結びついている情報も忘れにくいと述べています。
複数の情報で様々な感情に訴えかける動画は、印象的で、記憶に残りやすいため他の情報よりも優れていると言えるでしょう。
*参照:感情と記憶 (hokudai.ac.jp)

4. 拡散性が高い
動画のメリットは、拡散性の高さです。YouTubeなどの動画配信プラットフォーム、SNSなど、様々なルートで瞬時に世界中に情報拡散ができるのは、動画を使ったマーケティングの大きな強みです。また、オンラインでの共有は、検索、ストリーミングを簡単にしてくれるため、関連性のある動画コンテンツとして閲覧、SNSでシェアなど、動画の拡散性によるマーケティング効果は魅力的です。

5.視聴環境に合わせて「見る」「聞く」自由度が高い
スマートフォンと5Gの普及で、いつでもどこでも動画が視聴できるようになりました。移動中など動画を視聴する際、音声だけ、画像だけといった視聴方法をするケースもあります。例えば、字幕やテロップだけを見て音声は聞かずにさっと内容を理解したい、他の作業をしながら画面は見ずに音声のみを聞きたい場面などが挙げられます。同じコンテンツでも視聴環境や内容・目的に合わせて自由に視聴方法を選べるのは、動画ならではのメリットと言えるでしょう。

 

■動画のデメリット

メリットの多い動画ですが、デメリットもあります。それは、動画作成のための技術や、撮影・編集作業の時間です。動画作成の技術を持った人材の育成、もしくは外注となれば、それぞれ時間だけでなくコストもかかってきます。

また、グローバルビジネスでは動画の翻訳というステップも欠かせません。翻訳の際は、地域によって最適化するローカリゼーションが必要になるなど、翻訳知識のみならずローカリゼーションの専門知識のある翻訳会社、動画翻訳に知見のある翻訳会社など、一定の基準を満たす翻訳会社を見つける必要があります。このように、動画翻訳を考えるのであれば、翻訳と動画作成を分けて考えるよりも、翻訳と動画作成を同時に行える、ローカリゼーションを含めた別言語での動画作成を行える翻訳会社に依頼するほうが安心です。

Covid-19の影響もあり、展示会やミーティングなどのオンライン化が進み、企業にとっての動画の重要性が一層高まっています。検索結果の上位も動画が占めており、動画が生活の中に大きな役割を持ってきました。今後、取扱説明書や企業からの情報発信に動画を使用する企業は増加していくでしょう。

 

■十印の動画翻訳

十印では、動画字幕の翻訳だけではなく、企画・撮影・吹き替え、BGMや画像作成、映像完パケ制作など動画作成全般に関わる作業をトータル的に行っています。また、ご予算に合わせて、合成音声(Text to Speech)を使用した低コストの吹き替えもお選びいただけます。

動画(映像)の翻訳では、通常の翻訳とは異なり、表示される文字数、話し手の発言内容にタイミングを合わせるなどの配慮が必要です。十印では事前に翻訳用の台本を作成し、タイミング、文字数を割り出し、それに合わせて映像翻訳スタッフが翻訳を行います。

また、場合によっては仕向け地に合わせて動画コンテンツの内容を変更するローカリゼーションも必要になってきます。十印ではお客様のご使用になる目的・ご予算に合わせて適切なご提案で、動画による事業拡大、動画マーケティングのお手伝いを致します。グローバルビジネス成功のために、お客様と共に動画作成を通じてプロジェクトを創り上げていくサービスのご提供、グローバルなマーケットに最適化したコンテンツ作りは、十印にお任せください。。

 

十印の「動画まるごとOne-StopサービスTM

該当する動画をご支給いただくだけで、動画に関するすべての作業を行います。
社内に専属スタッフが常駐する十印だからこそ、お客様にスタッフのスキルの差による不安がなく、いつでも最適な方法で最適なサービスを迅速にご提供いたします。
一言語、多言語に関わらず、コンテンツの内容や業界・ビジネスに合わせて、字幕、吹き替え・ナレーション、コンテンツの現地向け最適化、映像作成・編集、CG・BGMにいたるまで、動画作成をまるごと安心してお任せいただけます。該当動画コンテンツの一部修正から、新規コンテンツ作成まで、動画翻訳のお悩みをお気軽にご相談ください。

動画(映像)翻訳工程図

字幕翻訳視聴者が理解しやすい簡潔な文章に翻訳します。
表示される時間や動画の表示に合わせて調整する必要がありますが、事前に動画専任スタッフがタイミングや文字数を確認した台本を作成します。
英語、日本語以外の多言語でもすべてネイティブスピーカーがチェック・確認します。
吹き替え・ナレーション多言語を含めた各言語でプロの声優による吹き替えから、ご予算に応じて合成音声(Text to Speech)の吹き替えまで行います。ご相談ください。
e-Laening学習コースに含まれる映像、音声、問題集(クイズなど)すべてのコンテンツをローカライズします。
問題集の内容など、翻訳言語の対象地域に合わせて適切にローカライズします。
映像制作、動画編集新規で動画を作成する場合も、社内に常駐する映像の専門スタッフが、企画段階からサポートします。
制作した動画は多言語に翻訳して展開することもできます。
また、動画の内容を翻訳する現地に合わせて一部修正することもできます。
CG、BGM作成ご要望に応じて、専門性の高いCG画像の作成や、BGMの制作も行っています。

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